酒造りとSDGs
BREWING SAKE & SDGs
圃場、藁縄、木桶技術の保全、
樽の脱プラ化、副産物の資源化
剣菱酒造株式会社
灘五郷酒造組合
達成目標
高齢化してリタイヤする農家から圃場を借り米作りを継承することで、休耕田を減らし地元の環境保全に取り組んでいます。木桶技術を継承することで次世代へ技術を残すとともに古い木を切り新しい木を植えることによりCO2削減量を増やせます。日本で唯一太い藁縄を作り技術を持つことにより、ナイロン製の縄から藁縄へ切り替え、脱プラスチックを促進しています。こうした木桶や藁縄は酒造りに使うだけではなく、地域のお祭りにも使われ、文化の伝承にも役に立っております。
また藁くずはカツオのたたきの藁焼きに使われています。米ぬかや酒粕を100%他の食品の原材料や飼料にすることにより再資源化できております。
酒造組合との連携で地下水の保全活動をし、安全で安心して使える水の保全に務めております。
中途採用者を増やし、また過去10年の辞職率は0%です。
太陽光パネルの設置、屋根の塗装の変更による夏場の職場の温度低下、によりエネルギー使用量を減らしております。